黒須育海
1987年生まれ。埼玉県出身。
中学生までは野球部に所属。高校入学後、部活動見学で見たダンスに憧れダンス部に入部、ストリートダンス・創作ダンスを始めた。高校3年生ではオールジャパンダンスフェスティバルin神戸にて日本女子体育連盟理事長賞を受賞。高校卒業後、一度は調理師専門学校に入学。しかし専門学校卒業後に再び創作ダンスを続けるため、大東文化大学に入学し、モダンダンス部に所属する。大学3年時には主将を務め、2009年にArtistic Movement in TOYAMAで第1位に当たる松本千代栄賞を受賞。2010年には同大会で第3位に当たる審査員賞を受賞した。
大学在学中に英語と保健体育の教員免許を取得。卒業後は埼玉県の特別支援学校で1年間非常勤講師を経て、その後は常勤教員として4年間勤めた。また、アーティストとして自身で作品を創作しながら、様々な振付家のオーディションを受け、これまでに近藤良平、東野祥子、関かおり、奥野美和などの作品にダンサーとして参加している。創作活動ではソロだけでなく、デュオ、グループなど人数や年齢、性別、経験を問わず様々な条件で作品を創作をしてきた。これまでに韓国、ハンガリー、マレーシア、ルーマニアに招聘され、作品を発表してきた
その他、OKAMOTOS✖️RIP SLYMEやポルノグラフィティのPVに出演、アパレルブランドGo Slow Caravanの振付、東京ディズニーリゾートのダンサーオーディションに合格など幅広く活動してきた。
2016年には座・高円寺でテレーサ・ルドヴィコ演出『ピノッキオ』のオーディションに合格し、演劇の舞台にも挑戦し始めた。
Yokohama Dance Collection EX2017 では、世界11カ国174組の中の1位となる審査員賞を受賞した。受賞を機にダンスカンパニー「ブッシュマン」を旗揚げ。
2018年からダンスカンパニー「コンドルズ」に参加。2020年に第14回日本ダンスフォーラム賞を受賞。
現在は埼玉県の特別支援学校非常勤講師と有明教育芸術短期大学非常勤講師を務める。
家では2児の父として奮闘している。